医学系

胸部X線写真

呼吸器系疾患のプロジェクトを1つ担当しているということもあって,最近は呼吸器の病態生理の復習をしている.会社の仕事を家には持ち帰れないので,もっぱら平日の夜とか休日に.ほんとにわずかな時間でしかないが.

呼吸器の疾患のイメージを描こうとすると,意外に胸部X線写真の読影なんてものが大事だったりする.教科書の文字だけで,「浸潤性」とか「すりガラス様陰影」とか言っててもしょうがない.

しかし繊細な世界だな~と思う.胸部X線は,胸椎・鎖骨・後肋骨と心臓がどーんと写る中に,気管や肺動脈・静脈の走行がコントラストとして写る.よくまぁ,血管系の走行を追えるものだと感心する.

ただ,こういう写真を読めるようにしようと思って正常像と代表的な疾患のX線を見てると,肺というものが身近にイメージできてくるのは良かった.

腹部X線のほうは異常があるとダイナミックな変化があって,胸部よりはおおざっぱな構造をみるもののようだ.閉塞による二ボー(鏡面像)みたいな変化は大きくてわかりやすい.胸部は,左右の肺の濃淡を比較してかすかな影をみるような世界だから,これは熟練がいる世界なのだろうと思った.

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