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Someday I'll be Saturday Night  (Bon Jovi)

Bon Jovi の「Someday I'll be Saturday Night」。

1994年のアルバム「Cross Road」に収録されてる。

バージョンは大きく分けて2つあって、RockとAcousticがある。Acousticは2004くらいに公開されたかと思う。

http://www.youtube.com/watch?v=pJhKztUXNfc

http://www.youtube.com/watch?v=wL_OqwVWj4g&NR=1

Promotion Videoのほうは、この歌の歌詞をモチーフとしたLas Vegasでの人々の暮らしの描写とその周辺にいるバンドのメンバーという趣き。

この歌はあまりHitしたようではないようだが根強いファンがいるようで、私もその一人である。

この歌に登場する人物は二人いる。いずれも自分の人生を必死に生きている。その日を生きるためのお金を手にすることも難しく、夢は自分の手のひらを通りすぎていき、愛というものを知る前にストリートで生きることを覚えた人たちである。

日々の暮らしは決していいものではないが、それをなんとか生きている。人生はいつか、自分が望んだ方向へいくことを信じている。望んだ幸福をつかむことを、Saturday Nightにいる気分と、この歌は表現している。

この歌で何度か使われるsurviveという言葉は「なんとかして生きている」ということであり、日本でサバイバルという言葉にいつのまにか込めらてしまうような「生き抜く」という強さはない。英語本来の意味では、毎日をぎりぎりで生きていることをsurviveという。この歌はsurviveしている人のものなのである。

この歌の中で人は言う。何もこの手につかめず、サイコロの目に任せて生きるような日々であると。
そしてまた言う。それでも人生のどこかで置き去りにしてしまった誇りの破片を、いつかきっとかきあつめてみせると。
月曜日のように思える今でも、きっといつか幸福にたどりつけるはずなのだと歌うのだ。

私がこの歌を好きなのは、こういう世の中にたくさんいる人々に対して、この歌のまなざしが優しいからだ。

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